TAISEI GREEN TERRACE(大成建設グループの展望テラス) その他

画像: TAISEI GREEN TERRACE(完成予想図) / 大成建設 (公式サイトからの引用) via GREEN×EXPO 2027公式サイト

出展確定

TAISEI GREEN TERRACE(大成建設グループの展望テラス)

大成建設グループ

テーマ
花とアート、技術が出逢う見晴らしのテラス
見どころ
  • 会場中央部の丘状の大型木製テラス。スロープ延長約90m・展望高さ約4.5m・延床約800㎡で、会場の花と緑を一望できる
  • 上部に蜷川実花 with EiMが演出する花壇、床に蜷川実花の写真作品を使ったデザイン、下部にLEDインスタレーションを設ける計画
  • 太陽電池一体型の手すり、CO2を抑えたコンクリート、雨水・潅水の再利用など12の環境技術を実装
  • 木フレームはボルト・ビス接合で組み、会期後に解体して部材を再利用・再資源化できる
  • 大成建設グループは魅力創出プロジェクトのダイヤモンドパートナー(協賛額10億円以上)
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TAISEI GREEN TERRACE は、大成建設グループが GREEN×EXPO 2027 の会場中央部に建てる丘状の大型木製テラス(展望施設)だ。博覧会協会の「協賛パートナーコンテンツ」の一つで、協会は「会場を見晴らすランドマーク」と紹介している。テーマは 「花とアート、技術が出逢う見晴らしのテラス」。公式クリエイターの蜷川実花 with EiM がアート演出を担い、大成建設グループの環境技術と組み合わせる。

見どころ・展示内容

  • 会場を一望する展望テラス: 緩やかなスロープで構成された立体的なテラスを回遊しながら、会場全体の花と緑の風景を見渡せる。展望スペースのほか休憩スペースを備え、屋根下には日差しや雨を避けて休める空間を設ける予定だ(大成建設 2026年3月19日発表)。
  • 蜷川実花 with EiM のアート空間: テラス上部に多様な花・植物を組み合わせた花壇を設け、床面には蜷川実花がこれまでに撮影した写真作品を使ったデザインを施す。植物の成長や季節、時間帯による光の変化で景観の表情が変わるという(大成建設 2026年9月15日発表)。神奈川新聞の報道では、千枚以上の花の写真でスロープの床を飾り、入口から高台にかけて赤から青へと配色、両端の花壇には写真と連動した植物を植えるとしている。蜷川実花はコメントで、花々が「青と白へと移り変わり」本物の空へつながっていく風景を描いている。
  • テラス下部のLEDインスタレーション: 蜷川実花の作品世界を光と映像で表現する予定で、昼と夜で異なる情景を見せる。実施内容の詳細は「決定次第」発表とされ、未発表(2026年10月時点)。報道ではLEDパネルの映像を水盤に映し出す演出が予定されている(神奈川新聞)。
  • 12の環境技術を探す: 特設サイトは施設を「Vortex Economy」の考え方を体現する場所と位置づけ、12の「しかけ」を見つけながら巡る楽しみ方を提案している。

建物・デザイン

規模はスロープ延長約90m、展望高さ約4.5m、延床面積約800㎡。設置場所は大成建設の9月15日発表で「会場中央部・主催事場付近」(3月・8月の発表では「会場中央広場付近」)。設計は大成建設の社員が担当し、協会の2026年3月19日発表資料ではイメージパースの提供元が「大成建設株式会社一級建築士事務所」と記されている。

実装する12の環境技術は次のとおり(分類は大成建設 2026年8月20日発表の一覧表、内容は特設サイトによる)。

  • 脱炭素: 手すりと一体化した太陽電池モジュール「Green Multi Solar®」(ソリッドタイプ)、名称看板と一体化した同シースルータイプ、セメントの一部を高炉スラグに置き換えた基礎コンクリート「T-eConcrete®」、セメントを使わずカーボンリサイクル材を加えたテラス下の床の平板「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」
  • 資源循環: 再生アクリル材をアップサイクルした環境技術表示パネル(製造時CO2を71%削減)、協定を結んだ地域の木材を使い供給元で植林する森林循環システム、間伐材等を使ったウッドファイバー舗装、従来の2〜3倍の耐候性をもつ木材塗装「T-WOOD® COAT」、ボルト・ビス接合で組み立て・解体ができる木フレーム(一部に再生木材MDF)
  • 自然共生: 木質構造体の一部への間伐材の利用、雨水や植栽の潅水の余剰水をタンクにためて潅水に再利用する仕組み、植物を高密度で育てて並べるだけで緑地をつくる「群集マット」

施工段階でも、建設機械の燃料にユーグレナの次世代バイオディーゼル燃料「サステオ100」「サステオ51」を導入した。同社によると、従来の軽油に比べてCO2排出量をそれぞれ約100%・約51%削減できる(2026年6月3日発表)。

出展者について

大成建設グループは魅力創出プロジェクトの ダイヤモンドパートナー(協賛額10億円以上の大型プロジェクト協賛)。協会の魅力創出プロジェクトの募集概要には「眺望施設に関する協賛」(例: 展望台、展望デッキ)が挙げられている。施設は同社グループの長期環境目標「TAISEI Green Target 2050」が掲げる脱炭素・循環型・自然共生の3つの社会に向けた代表技術を一つの建築に集めたものだという。開催地の横浜では、横浜支店ビルの外壁に応援サインを掲出している。

これまでの発表

  • 2025年10月29日: 開催500日前記者発表会で、大成建設の横浜支店長が「来場者が会場全体を一望できる大型木製テラスの設置」への協賛を発表。協会は魅力創出プロジェクトのダイヤモンドパートナーとして公表した(協会 / 大成建設)
  • 2026年3月19日: 名称「TAISEI GREEN TERRACE(仮称)」とイメージパースを初公開し、特設サイトを開設(大成建設)
  • 2026年4月3日: 会場予定地で起工式(4月6日発表。大成建設)
  • 2026年6月3日: 施工用の建設機械に次世代バイオディーゼル燃料を導入したと発表(大成建設)
  • 2026年7月10日: 横浜支店ビル(横浜市中区)の外壁に応援サインを掲出したと発表。6月下旬から閉幕まで掲出する予定(大成建設)
  • 2026年8月6日: 社員インタビュー動画の第1弾「設計者編」を公開。この発表以降、名称から「(仮称)」が外れている(大成建設)
  • 2026年8月20日: 実装する12の環境技術を公開(大成建設)
  • 2026年9月15日: 蜷川実花 with EiM とのコラボレーションを発表。協会も同日、公式クリエイター蜷川実花氏の実施企画として公表し、大成建設は公式YouTubeチャンネルでイメージ動画を公開した(大成建設 / 協会)
  • 2026年10月2日: 社員インタビュー動画の第2弾「サステナビリティ推進担当者編」を公開(大成建設)

特設サイトの「PROGRESS」欄では、2026年6月・7月・8月の工事の様子を写真で公開している。

SNSでの反応

大成建設の公式Xは、9月15日に蜷川実花 with EiM とのコラボレーションを告知し、同日にイメージ動画の公開を、10月2日には社員インタビュー第2弾の公開を発信した。X(旧Twitter)では、9月15日のイメージ公開を受けて写真映えを期待する声や、夜に光る演出に注目する声が見られる(2026年10月時点)。

行く前に知っておきたいこと

  • 場所: 会場中央部・主催事場付近。Village出展ではなく、協会の協賛パートナーコンテンツとして整備される。
  • 予約: 事前予約の要否は未発表(2026年10月時点)。
  • 歩きやすさ・休憩: 緩やかなスロープで上る構成で、屋根下に休憩スペースを設ける予定。バリアフリーの詳細は未発表。
  • 夜の見え方: テラス下部のLEDインスタレーションは昼夜で異なる情景を見せる予定だが、実施内容の詳細は未発表。蜷川実花 with EiM による夜のプロジェクションマッピングは、横浜銀行の協賛で旧覆土式火薬庫を舞台に別途行われる予定。

出典

※展示内容・見どころは公式発表に合わせて随時更新します。

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