null⁴(テトラヌル) SATOYAMA ビレッジ

画像: null⁴(テトラヌル) / デジタルネイチャー&アーツ財団 (公式サイトからの引用) via 出展者公式サイト

出展確定

null⁴(テトラヌル)

一般社団法人計算機と自然(企画)、GREEN×EXPO協会(整備)

テーマ
継ぐのは形ではなく、業(karma)である
見どころ
  • 4つの鏡面体が回転しながら花・空・人の影を映し込み、昼夜や季節で表情を変える「風景変換彫刻」
  • 大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」の次章。形は移さず、鏡・回転・空という考え方だけを受け継ぐ
  • 落合氏の9月の説明では、4棟は高さ約6〜9mで、うち3棟が回転する。鏡面は伸縮性ミラーメンブレン(反射率98%)
  • 前哨の常設シアター「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」が2026年10月14日に横浜ランドマークプラザ5階でグランドオープン。チケットは完全日時指定・事前予約制
  • アプリ「Mirrored Body」のデジタル分身が両施設の演出と連動する計画。null⁴の体験手順は「近日発表」とされる
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メディアアーティストの落合陽一氏がプロデュースする「null⁴(テトラヌル)」は、GREEN×EXPO 2027 の SATOYAMA Village(里山ビレッジ)に現れる「風景変換彫刻」だ。2025年の大阪・関西万博で落合氏が手がけたシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」の体験と思想を受け継ぐプロジェクトで、協会は「生命彫刻館」と位置づける。テーマは 「継ぐのは形ではなく、業(karma)である」。

見どころ・展示内容

協会の紹介ページによると、鏡の生命彫刻が回転しながら花、空、訪れた人々を映し込み、刻々と変わる風景をつくり出す。自然と人、デジタルが混ざり合い、風景を「蒸留し、発酵させていく」作品で、協会はこれを「計算する庭」と表現している。

2026年7月14日の発表では、4棟の鏡面体が周囲の風景を映しながら回転し、昼夜や季節によって異なる表情を見せると説明された。作品は風景そのものには手を加えず、反射によって世界の見え方を更新する「庭園であり、彫刻であり、計算機自然の体験空間」だという。作品サイト(null4.art)は、昼は花の色を、夕方は空を映し、夜は光の彫刻として立ち上がるイメージを公開している。4つの鏡面体はそれぞれ少しずつ異なる論理で回転する設定で、体験のインストラクションは「構想中(近日発表)」とされている(2026年10月4日確認)。

落合氏は9月14日のnoteで、協賛企業向けの報告会で話した「いまのところの案内」をまとめている。主な内容は次のとおりで、いずれも計画段階の説明だ。

  • 棟は4つで、高さは約6〜9m。そのうち3つが回る。土木の上に建築が載り、それが回転する構造
  • 膜構造と金属フレーム、変形する膜と回転する物体で、角がほとんどない形をつくる
  • 各棟にGPUサーバーを入れ、ローカルのAIが周囲の情報を集めながら学習する。太陽光などの自然エネルギーで発電もする
  • 足元の花壇ではなく、見上げながら花や風景を楽しめるのが挑戦の一つ。メインは庭で、大きく動く物体なので周囲から眺めるのがおすすめという

体験は横浜の常設シアター「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」ともつながる。null²ⁿで生まれる体験とデータはnull⁴へ引き継がれ、両施設の連動プランは今後順次発表される予定。大阪・関西万博で17万人が体験したアプリ「Mirrored Body」を事前にダウンロードしておくと、自分のデジタル分身が両施設の空間演出とシンクロする仕組みだ。

建物・デザイン

  • 形式は「風景変換彫刻」。4つの可動する鏡面体で、鏡面は伸縮性ミラーメンブレン(反射率98%)を使う(作品サイト)。
  • null⁴はnull²の移設でも複製でもなく、鏡面・回転・空という発想を受け継いで、自然の中で風景を変換する生命彫刻として組み立て直す、と説明されている。
  • 協会は2026年7月、プロジェクト協賛として「null⁴」の整備(躯体や作動機構の設備、映像機器、音響、植栽、設備・内装工事)と運営(警備、清掃、来場者誘導など)への協賛を募り始めた。

出展者について

企画は一般社団法人計算機と自然。大阪・関西万博のnull²の創作・公開を機に、落合氏を中心に設立された団体で、計算機自然(デジタルネイチャー)の思想を軸に作品づくりや記録・継承に取り組む。協会はnull⁴を落合氏のチームとともに整備するとしている。落合氏は筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長・教授で、大阪・関西万博ではテーマ事業プロデューサーを務めた。

これまでの発表

  • 2026年3月19日: 開催1年前のこの日に、名称「null⁴(テトラヌル)」を公開(落合氏のnote)
  • 2026年4月7日: null⁴と常設シアター「null²ⁿ」を発表。null⁴公式サイトを開設し、寄付と協賛の募集を開始
  • 2026年7月1日: 協会がプロジェクト協賛「『null⁴』(テトラヌル)プロジェクト」の協賛募集を開始(協会プレスリリース)
  • 2026年7月14日: 協会などの共同発表で、4棟の鏡面体の構成やテーマ、null²ⁿの10月14日開業と両施設の連動を公表
  • 2026年9月14日: 落合氏が規模(高さ約6〜9m、3棟が回転)などの現状をnoteで説明
  • 2026年9月15日: 協会公式サイトの「楽しむ・学ぶ」にnull⁴の紹介ページが掲載された(null⁴公式Xの告知)
  • 2026年10月14日: 前哨施設のnull²ⁿが横浜ランドマークプラザ5階でグランドオープン

SNSでの反応

null⁴の公式X(@expo2025_null2。null²時代のアカウントを引き継いで運用)は、協会サイトへの掲載やnull²ⁿの開業情報を発信している。X(旧Twitter)では、大阪・関西万博でnull²を体験した人を中心に「null⁴も楽しみ」という声が多く、10月14日開業予定のnull²ⁿとあわせて話題にする投稿も目立つ(2026年10月時点)。

行く前に知っておきたいこと

  • 場所: SATOYAMA Village。協会のUR都市機構紹介ページの会場図では、UR都市機構の区画の近く、会場の南東端にnull⁴が示されている。落合氏も「里山エリアの端」と説明している。
  • 予約: 協会は一部の展示に当日予約制の「観覧予約」を導入するが、対象施設は各出展者が検討中で未発表。null⁴が対象になるかも未発表(2026年10月時点)。
  • 楽しみ方: 体験のインストラクションは未発表。7月の発表資料は、アプリ「Mirrored Body」の事前ダウンロードを呼びかけている。
  • 関連施設: null²ⁿ(横浜ランドマークプラザ5階)は花博会場とは別の施設で、チケットも別。完全日時指定・事前予約制、体験時間は約60分。チケット料金は大人(13歳以上)平日3,900円/土日祝4,500円、子ども(4〜12歳)平日3,000円/土日祝4,000円、3歳以下は大人1名につき1名無料。12歳以下は単独入場不可(18歳以上の保護者1名につき子ども3名まで)。営業時間は9:30〜21:00予定。
  • 支援: null⁴の制作・運営を支える寄付(1口1万円、2027年9月26日まで)と協賛を、公式サイトで受け付けている。

出典:

※展示内容・見どころは公式発表に合わせて随時更新します。

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